2ntブログ

同人サークル「Segment-R」の活動紹介。何か同人ソフトを作るヒントが見つかるかも

【まんがのかき方全百科】「まんがはアイデアが必要」

CATEGORY作法
『漫画には絵が必要だが、言葉だけ並べても会話にならないのと同じように、漫画には絵だけではなくアイデアが絶対不可欠』

全百科は「初めは簡単な絵でいい」という話から始まり、その次にいきなりこれが来ます。大体の入門書がアイデアの話を最初は避けるのに、しびれますw

では、この『アイデア』とはなんでしょう? 全百科ではアイデアを『企て』と定義しています。つまり、読者を納得させたり、笑わせたり、感動させたりするための『企て』がアイデアだと言っています。

そして、『漫画としての企てさえあれば一コマの絵でも漫画と言えるが、読者が企てのない作品に偶然感動したり笑ったりしたとしても、それは漫画とは言えない』とまで言い切っています。

この言葉が藤子不二雄氏(のどちらか片方)の思想なのか、それとも全百科を直接書いた人の思想なのかは分かりませんが、かなり理論派的な考え方だと言えます。

平成の時世では、企てを考える事なく書きたい流れを書きたいように書いてそれが圧倒的にウケる流れが主流であり、この企て至上主義的な考え方に傾倒するのは危険とは言えるのですが、理論的に話を書く人にとってはかなり理解しやすい考え方だと思います。

全百科は大体こんな感じで理論的に作法が語られます。

次はこの『アイデア』の出し方に絡んで、『テーマ』についてまとめます。(また、子供向けとは思えない話w)

COMMENTS

0 Comments

There are no comments yet.

REPLY

Leave a reply