今クールアニメ寸評

とりあえず引き続き第四章の改修中。洞窟で雨宿りしながら仲間を待つ展開で、物語の流れと一見関係なさそうなおしゃべりをキャラにさせるのは楽しくはあるのですが、キャラがひとりでに動き出すというほどには書き慣れていないため、ちょっと時間が掛かっている感じです。

さて、今日はちょっと軽く今見ているアニメの寸評でも。

といっても、このクールは「オーバーロードⅡ」「ゆるキャン△」「デスマーチからはじまる異世界狂想曲」の３つほどしか継続して見ていなくて。

○　オーバーロードⅡ
　終了したはずのＶＲＭＭＯに酷似した世界に取り残された主人公が、そのＶＲＭＭＯで培った高ステータスやレアアイテムで無双するという作品の２期。ゲームに酷似した異世界で無双するというというのは今流行の流れの一つだと思いますが、他と比べて、主人公がＶＲＭＭＯで使っていたアンデッドのアバターのままで、その思考が非人間的な思考に蝕まれつつあるのがちょっと新鮮な感じ。

　１期はその殆どが主人公の活躍で占めていましたが、２期は世界全体に視点がシフトしており、そこを物足りなく感じる人がいるかなと。まさか、リザードマンの恋愛模様の描写が１／３強占める事になるとは思わなかったｗ　主人公周りは相変わらず面白いのですが……。


○　ゆるキャン△
　日常萌枠。女の子が冬にキャンプしてきゃっきゃする話。普通に考えると、冬のキャンプなんて間違えれば死人が出る話で、緩くはないはずなのですがｗ

　キャラの雰囲気と、ゆったりなギャグと、時折ちょっとあるリアリティと緊張感が絶妙なバランスで、音楽も相まって非常に癒やされます。個人的覇権。


○　デスマーチからはじまる異世界狂想曲
　最初の十五分は痛々しすぎて見ていられなかったのですが、デスマーチ要素はそこだけでｗ　基本的には、主人公が異世界でゲームシステムを活用して無双する、まあ、さっき書いたようなｗ

　ただ興味深いのは、奴隷制に関してわりかし寛容で、主人公の思考が「知り合いになった奴隷少女たちを一般人と同等に扱おう」というありがちな方向に行かず、わりかし初期の段階で（酷い扱いはしないものの）彼女たちの主人である自分を許容してしまう所をちょっと危うく感じたりｗ