作品のテーマを無理矢理にでもひり出すには
CATEGORY作法
前回の続きです。
さて、『自分の興味の持てる事や書きたいと思える事が作品のテーマとして適さない、あるいは、そもそも作品のテーマにしたいような興味のある事がない。それでもお話を作りたい、あるいはお話を作らないといけない』場合にテーマを設定するにはどうすればいいか。
今回は、それについて自分なりの方法を書いてみようと思ってます。
■ まず自分の作りたい物のジャンルや書きたい物などからイメージされるキーワードを列挙していく
列挙する数は何個でも構いませんが10個くらいが適当だと思います。思い浮かばないようなら、自分の好きな任意の作品を手に取って、キーワードとして使えると思える物を片っ端から列挙していっても構わないです。
とりあえず王道RPGを例にしてやってみましょう。個人的に王道RPGから連想されるのは
・剣
・魔法
・王様
・魔王
・城
・エルフ
・ドワーフ
・ホビット
・ゴブリン
・鎧
とりあえず、こんな感じで。もっと出せるならもっと出しても構いません。
■ 出したキーワードから1つピックアップする
次に、出したキーワードの中でテーマとして使えそうな物を一つピックアップします。
もし、この時点でテーマとして「これだ!」というキーワードが見つかったら、それをテーマにしてしまって構いません。例えば「城」をテーマにして1作何か作れそうなら、それで決定してしまって構わないという事です。
どれもテーマとしては漠然としている場合は、その中でもよりテーマに適してそうなキーワードピックアップして次の手順に進みます。
どれもテーマとするのが難しく、悩む場合は、とりあえず一番上の物をピックアップするのがいいでしょう。列挙されたキーワードの上位にあるという事は真っ先に思い浮かんだという事であり、それだけ思い入れのあるキーワードである可能性が高いからです。
自分はとりあえず、敢えて「エルフ」を選んでみたいと思います。
■ ピックアップしたキーワードから思い浮かぶ事を列挙していく
最初の手順を、今度はピックアップしたキーワードに対して行います。
「エルフ」から思い浮かぶキーワードは
・美しい
・不老長寿
・精霊魔法の使い手
・ベジタリアン
・細身の剣
・耳が長い
・少数
・ドワーフと仲が悪い
・森に住んでいる
こんな感じで。
■ 再度、出したキーワードから1つピックアップ
考え方は先ほどのピックアップ時と同じですが、漠然と「城」をテーマと考えるより、「不老長寿」「精霊魔法」とかのキーワードのほうがテーマとしてよりイメージしやすくはないでしょうか?
そのイメージがもし話を作るに足るのならば、それをテーマとしてしまって構いません。
もしダメなら、ピックアップしたキーワードからイメージされるキーワードを列挙して検討。ダメならそこからピックアップ、検討、列挙を、テーマが見つかるまで繰り返します。
ちなみに、例えば王道RPG->エルフ->不老長寿と進み、不老長寿から思い浮かんだキーワードを列挙する場合エルフと関係ないキーワードであっても構いません。つまり王道RPG->エルフ->不老長寿->仙人という流れで列挙・ピックアップが進んでも構わないという事です。
また、キーワードからテーマを検討する際に、他のキーワードを混ぜても構いません。つまり例えば「不老長寿」+「城」とか「精霊魔法」+「ゴブリン」とか、そんな感じで二つを混ぜて出てきたイメージをテーマにしても構いません。
詰まる所、テーマを見つける事が主目的であり、それが成されるのなら今までの一連の流れを無視してしまっても構わないという事です。
以上です。
次回は、全百科のまとめに戻り、テーマからアイデアを出す基本的な考え方をまとめようと思います。
さて、『自分の興味の持てる事や書きたいと思える事が作品のテーマとして適さない、あるいは、そもそも作品のテーマにしたいような興味のある事がない。それでもお話を作りたい、あるいはお話を作らないといけない』場合にテーマを設定するにはどうすればいいか。
今回は、それについて自分なりの方法を書いてみようと思ってます。
■ まず自分の作りたい物のジャンルや書きたい物などからイメージされるキーワードを列挙していく
列挙する数は何個でも構いませんが10個くらいが適当だと思います。思い浮かばないようなら、自分の好きな任意の作品を手に取って、キーワードとして使えると思える物を片っ端から列挙していっても構わないです。
とりあえず王道RPGを例にしてやってみましょう。個人的に王道RPGから連想されるのは
・剣
・魔法
・王様
・魔王
・城
・エルフ
・ドワーフ
・ホビット
・ゴブリン
・鎧
とりあえず、こんな感じで。もっと出せるならもっと出しても構いません。
■ 出したキーワードから1つピックアップする
次に、出したキーワードの中でテーマとして使えそうな物を一つピックアップします。
もし、この時点でテーマとして「これだ!」というキーワードが見つかったら、それをテーマにしてしまって構いません。例えば「城」をテーマにして1作何か作れそうなら、それで決定してしまって構わないという事です。
どれもテーマとしては漠然としている場合は、その中でもよりテーマに適してそうなキーワードピックアップして次の手順に進みます。
どれもテーマとするのが難しく、悩む場合は、とりあえず一番上の物をピックアップするのがいいでしょう。列挙されたキーワードの上位にあるという事は真っ先に思い浮かんだという事であり、それだけ思い入れのあるキーワードである可能性が高いからです。
自分はとりあえず、敢えて「エルフ」を選んでみたいと思います。
■ ピックアップしたキーワードから思い浮かぶ事を列挙していく
最初の手順を、今度はピックアップしたキーワードに対して行います。
「エルフ」から思い浮かぶキーワードは
・美しい
・不老長寿
・精霊魔法の使い手
・ベジタリアン
・細身の剣
・耳が長い
・少数
・ドワーフと仲が悪い
・森に住んでいる
こんな感じで。
■ 再度、出したキーワードから1つピックアップ
考え方は先ほどのピックアップ時と同じですが、漠然と「城」をテーマと考えるより、「不老長寿」「精霊魔法」とかのキーワードのほうがテーマとしてよりイメージしやすくはないでしょうか?
そのイメージがもし話を作るに足るのならば、それをテーマとしてしまって構いません。
もしダメなら、ピックアップしたキーワードからイメージされるキーワードを列挙して検討。ダメならそこからピックアップ、検討、列挙を、テーマが見つかるまで繰り返します。
ちなみに、例えば王道RPG->エルフ->不老長寿と進み、不老長寿から思い浮かんだキーワードを列挙する場合エルフと関係ないキーワードであっても構いません。つまり王道RPG->エルフ->不老長寿->仙人という流れで列挙・ピックアップが進んでも構わないという事です。
また、キーワードからテーマを検討する際に、他のキーワードを混ぜても構いません。つまり例えば「不老長寿」+「城」とか「精霊魔法」+「ゴブリン」とか、そんな感じで二つを混ぜて出てきたイメージをテーマにしても構いません。
詰まる所、テーマを見つける事が主目的であり、それが成されるのなら今までの一連の流れを無視してしまっても構わないという事です。
以上です。
次回は、全百科のまとめに戻り、テーマからアイデアを出す基本的な考え方をまとめようと思います。