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【まんがのかき方全百科】アイデアを出すための勉強法

CATEGORY作法
前回は『アイデアを出すにはテーマが必要だ』という話だったわけですが、今回は『テーマからアイデアを出すにはどうするか』という話になります。

全百科の主人公も「テーマが決まってもアイデアが出てこない」事に悩みます。それに対して全百科では「日頃の勉強が足りないから出てこないんだ」と、一刀両断しますw

HowTo本の中には、起承転結とかその辺に転がっている知識だけを語ったあげくに最終的には「センスを磨く」とか「勉強をする」とかそういう言葉だけ残して逃げてしまう物もまま見かけるのですが、全百科ではアイデアを出せるようにするために普段どう振る舞うべきかという所をかなり具体的に書いています。

それが「観察」「発見」「記録」「蓄積」「展開」の5項目。

○ 「観察」

これは言葉から連想される通りに「人や物や出来事を興味を持って観察する」と取っても構わないのですが、観察とまでいかなくても、「話のネタになりそうな面白い事はないか、いつも意識する」「普段生活していて面白い出来事に出会ったら、それを気にとめておく」程度の事でも構わないと思います。

○ 「発見」
観察でネタになりそうな面白い事に出くわしたら、その面白い事がなぜ起きたのか、なぜそれを自分が面白いと思ったのか、この2つを考察します。その中で、何か面白さの理屈やパターンなどが発見できれば、それは自分が作品を作る上での財産になります。

○ 「記録」
観察で出会った面白そうなネタと、それに対して自分が行った考察を記録していきます。その考察の中で発見があった場合は、それも特記します。記録する媒体はメモ帳でもスマホでもなんでもいいですが、後から見返す事が出来るものにしたほうがいいです。

○ 「蓄積」
上記3つの項目を繰り返し行います。面白いと思って記録してみたら実はさほど面白くないとかあるかもしれませんが、それでも
蓄積していきます。

○ 「展開」
蓄積された物をたまに読み返し、記録された出来事や発見した内容をお話で使うにはどうすればいいか考えます。

次回は具体的な展開方法についてまとめます。

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