2ntブログ

同人サークル「Segment-R」の活動紹介。何か同人ソフトを作るヒントが見つかるかも

【まんがのかき方全百科】ネタを展開させる方法

CATEGORY作法
前回、アイデアを出せるようになる勉強法として「観察」「発見」「記録」「蓄積」「展開」をまとめました。今回はその中でも「展開」ついて、より詳細に突っ込んだ所をまとめます。

実際「観察」から「蓄積」までは、継続できる位のやる気があればだいたいの人が出来ると思いますが、「展開」に関しては殆どの人が具体的にどうすれば分からず、つまずくと思います。

ていうか、この段階で自分の観察した出来事をあっさり物語に使う事が出来るなら、そもそもアイデアが出ない事に悩む事もないだろうとw

この点も全百科では触れられており、展開に関して基本的な4つの手法「置換」「誇張」「逆転」「連想」を紹介しています。

○ 「置換」 … 出来事の要素になっている人物や物を他の何かに置き換えます。

○ 「誇張」 … 出来事の要素を誇張します。

○ 「逆転」 … 出来事の要素や立場などを逆転させます。

○ 「連想」 … 出来事の要素から連想させるキーワードを考え、それと「置換」「誇張」「逆転」を組み合わせます。

例えば、「落とし穴に落ちた人がいて面白かった」というネタがあったとして

落とし穴に落ちた被害者と加害者を入れ替え「落とし穴をしかけたのに、しかけた本人が落ちた」というふうにするのが「置換」。

「落とし穴に落ちたら地球の裏側まで落下した」というふうにするのが「誇張」。

「落とし穴に落ちた所で車が突っ込んできて、被害者は車に引かれずにむしろ助かった」とするのが「逆転」。

となります。

「連想」は他の3つと比べかなり複雑で高度なので、次回に持ち越します。

COMMENTS

0 Comments

There are no comments yet.

REPLY

Leave a reply