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【まんがのかき方全百科まとめ】キャラクターの作り方

CATEGORY作法
キャラクターの作り方について、全百科の中でとある人物が「他の物語のキャラクターを真似れば簡単に作れるのではないか」と、問題のある発言をします。

それに対して全百科では「勉強として最初の内はそれでいいが、ずっとそれを続けるのはダメだ」としています。それは、キャラクターが似ていると話の筋書きもにてくることになり、結局参考にした作品の劣化コピーになりがちだからであり、そうならないためには自分でキャラを作る勉強もしないとダメなわけです。

では、キャラクターを自分で作るにはどうすればいいでしょうか。

全百科ではそれについて「キャラクターの個性(性格や見た目)に特徴を付けるように考える。もっと簡単に言うならキャラクターを偏らせる」と言う風に答えています。例えば「非常に怒りっぽい」とか「ドケチである」とか。

偏ったキャラクターは事件を起こしやすくなります。それは物語の承の部分、あるいは二幕目の部分を作りやすくなるということです。

また、偏らせるのは見た目に関しても有効です。極端にハンサムであとか不細工とか、背が高いとか低いとか、デブとかやせっぽっちとか。

またこれらの特徴付けにも、前に説明した「置換」「誇張」「逆転」「連想」による展開法を利用する事が出来ます。例えば動物の特徴を人物に置き換えてみるとか、ありがちで平凡な特徴を大げさにしてみるとか、普通とは全く逆の性格を考えてみるとか。

こういった感じで特徴を考えていき、これを組み合わせることによって、物語内で無二の個性を作り出していくわけです。

次回は、「まんがの種類とキャラクター」について、全百科の内容をまとめます。

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